フッ素って何?虫歯予防に効くの?
皆さんこんにちは。
東大宮やました歯科です。
虫歯予防におすすめのフッ素塗布。「フッ素が効く!」など、歯磨き剤のテレビCMで耳慣れているかもしれませんね。
「そもそもフッ素って何?」という疑問を持っている方も、少なからずいらっしゃることでしょう。
ここでは、予防歯科と関わりの深いフッ素についてお話ししたいと思います。
フッ素は、自然界にある元素のひとつ。他の元素と結合したフッ素化合物として、岩・土・海などに存在しています。
フッ素は、さまざまな農産物や海産物の中にも含まれています。
特に、魚介類・海そう類・緑茶に含有量が多いのですが、フッ素は食品から摂り入れてもあまり虫歯予防の効果はないので、栄養素として意識する必要はないでしょう。
フッ素の歴史の始まりは、19世紀の初頭です。フッ素が多く含まれる水源で暮らす子どもの歯に虫歯が少なかったことをきっかけに研究されるようになりました。
フッ素過多になりすぎず、予防に効果的な量をつかむまで時間がかかりましたが、今では、WHO(世界保健機関)・FDI(世界歯科連盟)・FAO(国連の食糧農業機関)・国際栄養学会・英国王立医学協会といった世界的な組織で、フッ素の虫歯予防の効果が推奨されています。
歯は唾液によって補給されたカルシウムイオンとリン酸イオンで、表面のエナメル質を新しく健康な状態に保ちます。
これは、「再石灰化」という作用で、ごく初期の虫歯なら修復されて治ってしまうこともあります。
フッ素を歯の表面へ塗布すると、再石灰化がさらに促進されます。歯の表面のエナメル質を硬い構造に作り変え、歯を強くします。フッ素は、プラーク(歯垢)に含まれる虫歯菌が酸を出し、歯を溶かすのを防ぐことにも役立ちます。
特に子どもの歯は大人の歯と比べると弱くて虫歯になりやすいので、フッ素塗布をして予防するのがおすすめです。
歯磨きの後は口をすすぐのを控えめにし、歯磨き剤に入っているフッ素を、できるだけ歯の表面に留めておくと予防効果が増します。
東大宮やました歯科では、虫歯予防に効果的な正しい歯磨きの方法もお教えしています。
歯科医院だけが扱っているデンタルアイテムもありますので、ぜひ定期検診・メンテナンスにお越しください。
医院名 | 東大宮やました歯科 |
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