永久歯が足りない子どもが増えている?その対策は?
皆さん、こんにちは。
さいたま市の、東大宮やました歯科です。
近頃、永久歯の数が足りない子どもが増えています。
そんな報道を受けて心配されている親御さんもいらっしゃいますので、ここでは、永久歯が不足した場合の問題点と対策についてお話ししたいと思います。
永久歯が何本あるのかご存知でしょうか?
お子さまの歯である乳歯は20本、永久歯は親知らずの4本を入れると32本です。これらの歯のうちのいずれかが、生えてこない「先天性欠如歯」が増えています。
日本小児歯科学会の全国調査によると、その数は10人に1人といいますから、それほど珍しいことではなくなってきていることがわかります。
お子さまの歯の数が足りているか心配であれば、診断することも可能です。7歳以上のお子さまなら、レントゲン写真で萌え出る前の永久歯の存在を確認できます。
また、他の歯が永久歯に生え変わったのに、いつまでも乳歯のままの場合、そこに永久歯の芽が存在していないことも考えられます。
先天性欠如歯が起こる原因は今のところわかっていません。人間の進化の過程で噛むことが減ってきたからではといわれていますが、科学的な根拠はありません。
親知らずが無いというのは多いケースですが、それよりもたくさんの歯が欠如しているのであれば、遺伝やホルモンの異常によっておこると考えられています。
歯の数が不足している場合の問題点は、噛み合わせが上手くいかなくなることや、歯並びが乱れるため見た目・顔の印象に影響がでることなどが挙げられます。
対策や治療の方法は症例によって異なりますので、矯正をおこなっている歯科医院で相談するようにしてください。
東大宮やました歯科では、日本矯正歯科学会の認定医が、専門的な知識・技術をもって歯科矯正治療をおこなっています。女性の歯科医師なので、お子さまにも親しみやすく、治療をうけやすいと思います。
お子さまの歯並びについてお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。