お子さんの矯正治療、いつがおすすめ?
皆さん、こんにちは。
さいたま市の、東大宮やました歯科です。
お子さんの歯並びが気になり、矯正治療を考える親御さんは多くいらっしゃいます。
ですが皆さん、費用のことが気になっていらっしゃるようで、よく質問を受けます。
歯科医院によって値段が変わるので一概に費用に関してお話することは難しいのですが、今回は矯正治療について少しお話いたします。
大人になってから矯正治療を行うより、小さいうちから始めたほうが、一般的には治療費は安く設定されています。
ですが、矯正治療にはいろいろな方法があり、お子さんの顎の発育具合や歯並びによって、選択できる治療方法は変わってきます。
お子さんに適した治療方法を選ばなければ意味がありませんので、安い治療方法を選択できるとは限りません。
お子さんの矯正治療を考える際は、歯科医師と治療方法や治療費についてもしっかり相談することをおすすめします。
子どもの矯正治療に適した時期は2回あり、「一期治療」と呼ばれる6歳頃から小学校3~4年生、「二期治療」と呼ばれる小学校5~6年生から中学生となっています。
一期治療は、上下の顎の骨のバランスを整え、永久歯が生えるスペースを作ったり、前歯のかみ合わせを良くしたりすることなどが大きな目的です。
顎の骨の状態や歯並びで治療方針を決めて、矯正装置を選択します。
装置は前歯だけなど部分的なブラケット、マウスピース、床装置(プレート)、拡大装置、ヘッドギアなどがあります。
二期治療は永久歯が生えそろい、本格的に歯を動かしていくために行います。
皆さんが想像する「歯列矯正」はこちらだと思います。
装置はワイヤー・ブラケット(唇側・舌側)や、マウスピースなどを使用するのが一般的です。
矯正治療は、現状の医療制度では健康保険は適用されないため、自由診療となります。
ただし、ほとんどのケースで医療費控除の対象となりますので、領収書を保存しておき、確定申告するのがいいでしょう。
ただし、先天的な病気が原因で歯並びや噛み合わせに問題がある場合や、顎のバランスが著しく悪く、身体機能に大きな障害が生じている場合などには、健康保険が適用されることもあります。
保険の扱いについては歯科医師が判断いたしますので、ご相談ください。
このように、もし矯正治療をお考えの場合、小さいうちにしたほうが費用を安く抑えることができます。
また、歯並びを整えることは、かみ合わせを正しくし、むし歯や歯周病などのトラブルを減らすことができるというメリットもあります。
当院ではご相談のみでも承りますので、お気軽にお声がけください。