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妊娠中に牛乳を飲むと赤ちゃんの歯が丈夫になる?

皆さん、こんにちは。
 
さいたま市の、東大宮やました歯科です。
 
 
赤ちゃんためにも、妊娠中の食事には気をつかいたいものですね。
 
ふだんは何気なく食べたり、美容のために摂取を控えたりしているものでも、赤ちゃんのために食べ方を考えなおしたほうがいいかもしれません。
 
生まれてくる赤ちゃんの歯を丈夫にしたい時も同じです。ここでは、赤ちゃんの歯のためになる妊婦さんの食生活についてのお話をしたいと思います。
 
 

牛乳などでカルシウムを補給する必要があります

 
タイトルにもある「妊娠中に牛乳を飲むと赤ちゃんの歯が丈夫になる?」という質問を受けた場合、「牛乳に限らず、カルシウムをはじめバランスよく栄養を摂りましょう」と答えます。
 
丈夫な歯をつくるために、カルシウムは欠かせない栄養です。とはいえ、歯だけに限らず、赤ちゃんの元気な身体をつくるためにはタンパク質、ビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養が必要です。
 
カルシウムが強調される理由のひとつに、日本の一般的な食生活がカルシウム不足に陥りやすい傾向にあることが挙げられます。
 
厚生労働省の調査によると、日本人は20年近くもの長期にわたり、推奨されているカルシウム摂取量より下回った量しか摂れていません。
 
特に、女性は妊娠期、授乳期、更年期など、骨量が大幅に減少する傾向にあります。より多くのカルシウムを必要とすべき時期に骨量が不足するのですから、意識して摂取する必要があることがわかります。
 
 

牛乳1杯で妊婦さんが1日に必要なカルシウム1/4を摂れる

 
カルシウムは、いろいろな食品から摂りましょう。
 
牛乳がおすすめの理由はシンプルで、カルシウムが豊富だから。1杯・約200mlに含まれるカルシウム量は約227mgです。
 
妊婦さんが1日に必要なカルシウム量は約900mlですので、牛乳を1杯飲むだけで、1日に摂りたいカルシウム量の4分の1を摂取できます。
 
カルシウムたっぷりの牛乳や乳製品は、手軽にカルシウムを摂れる優れた食品ですが、だからといって牛乳ばかりを大量に摂取していると栄養が偏ってしまいます。
 
牛乳は脂質が多いので、摂りすぎにも気を付けなければいけません。適正量としては、1日コップ1杯、約200ml程度でしょう。
 
 

牛乳が苦手なら?おすすめのカルシウム豊富な食品

 
牛乳が苦手な方は、みそ汁やなべ物にすると、まろやかな味になって摂りやすくなります。
 
牛乳や乳製品のほか、カルシウムが豊富な食品には、次のものがあります。
 
大豆・大豆製品、魚介類、干しエビ、ひじき、水菜、プロセスチーズなど。魚介類は、キビナゴ・イワシ・小アジといった、唐揚げにして骨ごと食べられるものがおすすめです。
 
 
■妊婦さんと赤ちゃんのお口の健康をサポート
 
東大宮やました歯科では、妊婦さんのお口の健康や、生まれてくる赤ちゃんの歯を健やかに保つための相談に応じています。
 
わからないこと、不安なことがあれば、気軽に相談してください。