歯のクリーニングは痛くない?予防歯科はどれくらいの頻度で通う?
皆さん、こんにちは。
さいたま市の、東大宮やました歯科です。
健やかな歯を保つためには、予防することが大切です。
そうはいっても、歯が痛いわけでもないのに歯医者に行くのは気が進まない…痛かったらどうしよう?と不安な方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、歯の予防のために歯科医院で受けられるクリーニングの施術内容と、どれくらいの頻度で通うべきなのか、お話したいと思います。
私たちの口の中には、毎日の歯磨きでは落としきれない汚れやプラーク(歯垢)が蓄積されていきます。
歯の表面を上手く磨けても、歯と歯ぐきの間にある隙間「歯周ポケット」は、歯ブラシでは2㎜くらい奥までしか磨けません。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスなどのアイテムをプラスして自宅でのケアをがんばっても、毎日20%くらいの磨き残しが生じてしまい、完全に磨ききるのは難しいのです。
歯科衛生士が専用の機械を使ってクリーニングをおこなう「PMTC(プロフェッショナルクリーニング)」では、着色汚れやバイオフィルムという細菌の塊を除去し、フッ素入りの研磨剤で歯の表面をツルツルに磨き上げます。
歯と歯のすき間や噛み合わせ面まで磨きあげたら、歯を強化する作用のあるフッ素を塗布して仕上げます。
歯のクリーニングは、虫歯・歯周病の予防だけでなく、口臭の改善にもつながります。着色汚れが取れるので、歯の色が明るくなります。
また、染め出し剤で歯垢が残っているところを明確にし、歯を磨けているところ、磨けていないところをチェック。うまく磨けていない、歯磨きが苦手なところがわかります。
歯のクリーニング「PMTC(プロフェッショナルクリーニング)」には、基本的に痛みを伴うような施術内容はありません。
ただし、歯科衛生士がハンドスケーラーによる手技で歯石を削り取っていく歯石取りは、歯にこびりついたものを削り取るため、痛みがでることがあります。
また、歯周病の初期症状が出ていて歯ぐきが腫れている場合は、歯ぐきから血がでることがあります。
つまり、歯と歯ぐきのケアをきちんとおこなったあとで歯石取りをすれば、痛みが出にくくなります。
痛いというのは、改善を必要とするところがあるからです。定期的にメンテナンスに通っているうちに状態が改善すると、痛みが出なくなります。
定期検診&メンテナンスに通う適切な頻度は、一般的には3カ月に1回くらいです。
東大宮やました歯科では、患者さま一人ひとりのお口の状態にあった歯磨きの方法、メンテナンスの頻度などご提案します。
お口の健康のために、定期検診・メンテナンスを始めてみませんか?