
むし歯と歯周病を予防することが、メンテナンスの目的です。
食事や間食によって、歯垢や歯石が歯に付着したり、歯と歯肉の間に溜まったりします。そこに、むし歯や歯周病の原因菌は住みついて増殖していきます。つまりメンテナンスでは、この歯垢と歯石をしっかり除去することに取り組みます。
- お口の中に常に存在する菌
- むし歯と歯周病の原因となるそれぞれの菌は常在菌と呼ばれ、人の口の中に常に存在しているといわれる菌です。
完全にこの菌を取り除くことは難しいので、菌が増殖しないように継続的なケアが必要になります。
代わりのない大切な歯。だからこそ、ご自宅でのケアと歯科医院でのケアの両方で、しっかりと守りましょう。
せっかく時間をかけてむし歯を治しても、治療後のケアを怠ってしまえば、再発してしまいます。治療→再発→治療、と繰り返すうちに治療する部分はどんどん大きくなっていき、最終的には歯を失うことになってしまうでしょう。
悪くなってからの治療ではなく、悪くならないために日ごろからの予防に取り組み、自分の歯をできるだけ長く保っていきましょう。
むし歯と歯周病を予防することが、メンテナンスの目的です。
食事や間食によって、歯垢や歯石が歯に付着したり、歯と歯肉の間に溜まったりします。そこに、むし歯や歯周病の原因菌は住みついて増殖していきます。つまりメンテナンスでは、この歯垢と歯石をしっかり除去することに取り組みます。
● メンテナンスのコスト
予防のために定期的に歯科医院へいくことは、時間や費用面でコストに感じるかもしれません。
しかし、しっかりと予防を行い定期的な検査を行えば、むし歯や歯周病の影響を最小限に抑えることができます。
病気が進行してしまい、神経を抜いたり、歯を失って入れ歯などになってしまうコストを考えれば、予防にかかるコストは非常に小さなものになります。
乳歯が生えはじめたときから歯のケアは始まっています。歯が生えたらできるだけ早めにご来院ください。定期的にお口の中をチェックして、むし歯にならないためのケアを行いましょう。
ご自宅でしっかりと歯みがきをしていても、どうしても取り切れずに残ってしまう汚れがあります。そういった除去しにくい汚れを、専用の機械と技術で徹底的に落としていくのがPMTCです。 歯の表面がつるつるになり、お口の中がさっぱりします。
歯みがきなどでも取り切れなかったプラークが固まり、こびりついてしまったものが歯石です。
歯石は歯ブラシでは取ることができません。
超音波を用いた専用の器具などで、歯石を砕きながら取り除きます。
小さいころから正しい歯みがきの習慣と方法を身に着けておくことは非常に重要です。 歯ブラシの選び方・持ち方・動かし方など、分かりやすく指導します。
甘いお菓子の食べすぎは、むし歯の原因となってしまいます。小さいころからきちんとした食生活習慣を身につけられるように指導し、大人になっても健康な歯を保てるようにします。
フッ素を塗布すると歯質が強くなり、むし歯菌の出す酸に対して乳歯が溶けにくくなります。またフッ素は歯の「再石灰化」を促すので、小さなむし歯であれば治る場合があります。
生えたばかりの乳歯の奥歯には深い溝があり、そこからむし歯になってまうことが多いです。そこでその溝を、あらかじめプラスチッで埋めてしまうという予防法です。