![むし歯の進行状況](img/service05/img01.jpg)
乳歯は通常、生後半年から生え始め、3歳になるくらいまでに20本が生え揃います。
そして小学校に入学する前くらいから永久歯が生え始め、28本(親知らずは含まず)の歯を持つことになります。
しかし多くのお子さんが、大人になる過程でこの大切な歯をむし歯で失ってしまいます。そうならないために、小さいころから予防習慣をしっかりと身に着けさせて、大人になった時にむし歯のない健康なお口であるようにしてあげましょう。
お子さんは、治療に対する恐怖心もあるため、決して無理には行いません。
医院の雰囲気になれてもらい、お子さんにも親御さんにも治療の理由をしっかりとご理解いただいたうえで、開始するようにしています。
乳歯は通常、生後半年から生え始め、3歳になるくらいまでに20本が生え揃います。
そして小学校に入学する前くらいから永久歯が生え始め、28本(親知らずは含まず)の歯を持つことになります。
しかし多くのお子さんが、大人になる過程でこの大切な歯をむし歯で失ってしまいます。そうならないために、小さいころから予防習慣をしっかりと身に着けさせて、大人になった時にむし歯のない健康なお口であるようにしてあげましょう。
お子さんにとって、治療はやはり恐怖を覚えるものです。お子さんの気持ちを無視して、恐怖感を強くするような治療は行いません。
医院の雰囲気になれてもらいながら、治療をする理由をしっかりと理解してもらってから開始します。
歯科医師とお子さんでしっかりとお話をして、コミュニケーションがとれた状態で治療を行えるように努力します。心が通じるまで根気よく接していきます。
怖がって嫌がるお子さんを固定して、無理やり治療をすることは絶対にいたしません。
恐怖が強くなり、将来にわたって治療が困難になってしまう恐れがあります。
可能な限り、痛みを抑えた治療を行います。
「痛くない」「怖くない」ということをしっかりと実感してもらえるように取り組みます。
乳歯がむし歯になっても、「いずれ生え変わるから大丈夫」というように考えている方はいませんか?しかし、それはとても間違った考え方です。
乳歯には永久歯があとから正しい位置に生えるためのガイドとなる役割があります。乳歯のむし歯をそのままにしておくと、永久歯の歯並び・かみ合わせ・顎の発達に大きな影響を及ぼすことになってしまいます。
これから生えてくる永久歯のためにも、乳歯のむし歯は早期治療を心がけましょう。
● お子さんがむし歯になりやすい理由
乳歯は永久歯に比べ、エナメル質が薄くて弱いです。また、表面にミクロの穴が沢山あり柔らかくなっています。そのため永久歯と比べるとむし歯になりやすく、その進行も速くなってしまいます。
早期治療の前に、そもそもむし歯にならないように予防をしっかりと行うことが重要です。当院では、下記の取り組みを行っています。
乳歯が生えはじめたときから歯のケアは始まります。歯が生えたら早めにご来院ください。定期的にお口の中をチェックして、むし歯にならないためのケアを行いましょう。
フッ素を塗布すると歯質が強くなり、むし歯菌の出す酸に対して乳歯が溶けにくくなります。またフッ素は歯の「再石灰化」を促すので、小さなむし歯であれば治る場合があります。
生えたばかりの乳歯の奥歯には深い溝があり、そこからむし歯になってまうことが多いです。そこでその溝を、あらかじめプラスチック(シーラント)で埋めてしまうという予防法です。
小さいころから正しい歯みがきの習慣と方法を身に着けておくことは非常に重要です。 歯ブラシの選び方・持ち方・動かし方など、分かりやすく指導します。
甘いお菓子の食べすぎは、むし歯の原因となってしまいます。小さいころからきちんとした食生活習慣を身につけられるように指導し、大人になっても健康な歯を保てるようにします。